LTSソフトウェアテクノロジー 經營塾

経営幹部養成基礎
第4期

2026年7月 開講

次世代経営幹部のための12ヶ月

技術と論理のその先へ。
人と組織の〈場〉をつかみ、つくり、みちびく力を、
あなたの中に実装する。

SCROLL

人は、能力や意志だけで動いているわけではありません。
どれほど優秀な人でも、どれほど正しい判断でも、
置かれた〈場〉次第で、力は発揮されもすれば、静かに失われもします。

どんな空気の中にいるのか。
誰と、どんな関係性で結ばれているのか。
そこに、どんな時間の流れや期待が漂っているのか。

人の振る舞いは、常にそれらの影響を受けながら、
本人が意識するよりもずっと深いところで、引き出されています。

経営幹部に求められる仕事は、人を管理することでも、正解を押し付けることでもありません。
人を信じ、可能性を預け、人が自然と前に進みたくなる〈場〉を整えること。
それは、目立たず、派手さもない。
しかし、組織の未来を根底から変えていく、
経営幹部にしか担えない、最も静かで、最も本質的な技術です。
経営塾の風景 ── 語りかける塚原厚

あなたは、すでに気づいているはずです

EMPATHY

組織がうまくいかない理由が、誰か一人の能力や意欲の問題ではないことに。

正論を重ねても、人が動かないことがある。
仕組みを整えても、空気が変わらないことがある。
数字は追えているのに、手応えが薄いと感じることがある。

それでも、「まだ自分のやり方が足りないのではないか」「もう少し厳しくすべきなのではないか」
そう自分に問い続けてきたのではないでしょうか。

違和感を覚え始めた時点で、あなたは次の段階にいます

かつては、努力や根性、論理や正解が通用していたかもしれません。
そのやり方で結果が出ていた時期もあったはずです。

だからこそ今、その方法が通じなくなり始めたことに、誰よりも早く違和感を覚えている。
それは、リーダーとしての視座が、すでに一段上がった証拠です。

「このままではいけない」という感覚は、健全です

指示を出すほど、現場が静かになる。管理を強めるほど、挑戦が減る。良かれと思って決めたことが、反発を招き、後々まで重くのしかかる。

「やり方を変えなければならない」
しかし同時に、
「何をどう変えればいいのかは、まだ答えを見出していない」

その状態こそが、次の経営フェーズへの入り口です。

問題は、あなたの力量ではありません

あなたが足りないのではありません。努力が不足しているのでもありません。

問題は、これまで身につけてきた多くの技術が、「人を動かす」ことを前提に設計されてきたことにあります。

これから必要になるのは、人を操作する力ではなく、自分も人も動きたくなるようにすること、人と組織の〈場〉を扱う力です。

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組織は「場」で動いている

THE REAL ISSUE

組織の不調について語るとき、私たちは無意識のうちに「人」に原因を探してしまいがちです。

  • 主体性がない
  • 若手が育たない
  • 中間管理職が弱い
  • 当事者意識が低い

しかし、同じ人が、ある組織では前向きに意見を出し、別の組織では沈黙し、また別の組織では失敗を避けるように振る舞う。

人の振る舞いは、性格や能力だけで決まっているわけではありません。

人は常に「場」に反応しています

人は、意識していなくても、常に周囲から多くのメッセージを受け取っています。

  • ここで、どこまで踏み込んでいいのか
  • 何を言えば歓迎され、何を言うと浮いてしまうのか
  • 失敗したとき、どう扱われるのか
  • 本音を口にしたとき、誰が守ってくれるのか

人はその〈場〉を無意識に読み取り、「この場では、こう振る舞うのが安全だ」と判断し、行動を選びます。

人は怠けているのではありません。その場で、最も合理的で安全だと感じられる行動を取っているだけなのです。

組織を動かしているのは、目に見えないもの

  • 人と人との関係性
  • 暗黙の前提や思い込み
  • 時間の使われ方
  • 場の雰囲気
  • 何が称賛され、何が黙殺されているか

これらが絡み合い、〈場〉を形づくり、その〈場〉が、人の判断と行動の方向性を決めています。

組織の問題を解く鍵は、「誰を変えるか」ではなく、「どんな〈場〉が生まれているのか」に気づくことにあります。

なぜ、今この力が必要なのか

WHY NOW

正解が機能しなくなった時代に、経営はどう変わったのか

20世紀以前、テクノロジーは圧倒的に不足し、情報も偏在していて、多くの組織では、ほとんどの人材がタスクを実行することだけが期待されていました。結果として、上位下達の組織でした。

翻って現代、テクノロジーが次々と生み出され、情報が瞬時に拡散する時代。タスクの機械化・自動化は継続的に進み後戻りもできません。この中で事業を行うためには、多くの人材は、タスク実行のための人力提供者ではなく創造的指揮者になることが求められています。

世の中一般的に言われることにも疑いを持つことは新たな地平をもたらします。

「変化が早すぎて、計画が陳腐化する」は真実でしょうか? いつでも変化はあったのに、それを気づくことが期待されなかっただけかもしれません。

「多様性を増加させた結果、正論が割れる」は本当でしょうか? 多様性なんて昔からあって当然です。

1400年前、聖徳太子は十七条の憲法の冒頭でこう記しています。

上和ぎ下睦びて、事を論らふに諧ふときは、
すなはち事理おのずからに通ふ、なにの事か成らざらん。 ── 十七条の憲法 第一条

親子だってけんかするんだから、お互い相手を理解しようとしてちゃんと話しなさい。そうすればできないことはありません──1400年前から、本質は変わっていません。

「管理を強めるほど、人が動かなくなる」──こんな経験はありませんか。

「管理」には制御や支配のように押しつけがましい圧迫感が付きまといます。しかし、Administrate(組織を統治する、スムーズに運営する)という意味であれば、ニュアンスは中立的で日本語の「經營」に近くなります。

「理不尽で過度な干渉は嫌だけど、有意義と思えるところに導いてほしい」
みんなは自分にとって意味のある関与を求めているのではないでしょうか。

いま必要なのは、〈場〉を感じ取り、整え、方向性を与える力。それが、経営幹部に求められる力です。

カリキュラム

CURRICULUM

経営塾の講義風景 ── ホワイトボードを使った対話

FEATURE 01

「東洋思想」×「最新心理学」による、深層へのアプローチ

数千年の歴史を持つ東洋思想による「時の流れ」「循環」「人の性質」の理解と、NLP(神経言語プログラミング)をはじめとする現代心理学による「心のメカニズム」の解明を融合。

論理や合理性だけでは扱いきれない、人の感情、無意識の判断、バイオリズムといった要素を、経営幹部が扱うべき実践的な技術として体系化します。

FEATURE 02

常識という制約に囚われていることに気づく

「営利企業の目的は利潤の最大化」──本当でしょうか? 私たちが当たり前と考えていることの多くは思考の前提となり枠組みとなっています。

「もし、その前提がなければ、どうなんだろう。」このような対話を通じて新たな視点を体験します。

FEATURE 03

「見えないもの」をマネジメントする力を身につける

場(Field)── 個人の力の足し算を超えた成果を生む、空気感・関係性・心理的安全性のデザイン。

時(Time)── 攻めるべき時、待つべき時を見極めるための、時の移ろいの理解。

心(Mind)── 自分自身や部下の、普段意識できない深層意識にある信念・価値観・思い込みへのアプローチ。

FEATURE 04

「自己変革」から「組織変革」へと至る12ヶ月の設計

自分を知る(Self)── 思考の癖、強み、バイオリズムを客観視し、揺るがない判断の軸をつくる。

個と関わる(1on1)── 相手の世界観を理解し、傾聴・対話を通じて可能性を引き出す。

場を動かす(Team)── 多様な価値観を統合し、組織としての成果へ導く。

FEATURE 05

正解のない問いに向き合う「道場」としての学び

本講座は、講師が一方的に正解を教える座学ではありません。毎回、普段の会社業務では話題に上らないようなディスカッションや、身体感覚を伴うワークを行います。

批判はしない。しかし、違いは表明する。思想的な禁忌を恐れず、自分の信念を語る。1年間、本音で向き合い続けることで、経営幹部に不可欠な「器」を鍛えていきます。

テーマ主な内容到達イメージ
1経営編目標・原点目標とは何か/よい目標/8フレームアウトカム/無意識と言葉経営を考える「軸」と個人の原点を定める
2経営編経営① 全体像経営・企業・経済・通貨/経営の語義/人々の力の発露経営を自分の言葉で語れるようになる
3経営編経営② 企業体企業体の成り立ち/法人・株式会社/ステークホルダー企業を"生き物"として捉えられる
4経営編経営の技ビジネスモデル/PEST・5Forces・SWOT/提供価値事業を構造で見て語れる
5経営編顧客と事業顧客とは何か/価値・ベネフィット/関係性顧客起点で事業を再定義できる
6経営編組織と計画計画とは何か/KPI・ドライバー/意志→方針→理念組織を率いる計画思考を身につける
7リーダー編人と心心の構造/情報空間/言葉と感情人と自分の心を扱う土台を得る
8リーダー編人と関わる聴く・話す/ペーシング/1on1/ニューロロジカルレベル1対1の関係性を意図的に作れる
9リーダー編自分と関わる習慣/変換/心の鍛え方/試練の扱い方自分の状態を自分で整えられる
10リーダー編リーダーシップ統率力/決意/結果責任/信頼/逃げない姿勢「この人の言うことなら」と思われる
11リーダー編チームビルド場づくり/信念レベル/バイオリズム/幸せチームの空気と成果を同時に扱える
12リーダー編心は移ろう幸せとは何か/命の使い方/天命/九性・易の視点人生と経営を貫く覚悟が言語化される

なぜ、それが「経営幹部の仕事」なのか

THE ROLE

経営幹部の仕事は、「正しい判断を下すこと」や「成果を管理すること」だけではありません。むしろ本質は、人と組織が力を発揮できる前提条件そのものを整えることにあります。

現場の仕事は、与えられた〈場〉の中で、最適解を探し、実行すること。経営幹部は、その〈場〉自体をどうするのかを決め、つくり、維持する立場にあります。

経営幹部は「問い」を繰り返し問い続ける人であれ

答えはいつも違います。時代、場合、登場人物──その場の最適解はいつも異なります。

経営幹部に求められるのは、常に正しい答えを知っていることではなく、

  • どんな問いを立てるのか
  • どんな空気の中で議論が行われるのか
  • 誰が、どのような覚悟で意思決定するのか

こうした「判断が生まれる場」を設計することです。

経営幹部の仕事とは、「可能性に責任を持つこと」

経営幹部とは、人を動かす人ではありません。人を管理する人でもありません。人と組織の可能性に、責任を持つ人です。

それを考え続け、つかみ、つくり、みちびく。それが、経営幹部という役割に課された、最も根源的で、最も重い仕事です。

講師紹介

INSTRUCTOR

塚原 厚

塚原 厚

Tsukahara Atsushi

株式会社エル・ティー・エス ソフトウェアテクノロジー 代表取締役社長
株式会社エル・ティー・エス 共同創業者/常務執行役員

「会社は社員とお客様を始めとする関係者全員の幸せのためにある」

「社員にとって会社は人生づくりの舞台、舞台として魅力を高めたい」

「そのためにも、個人、事業、会社の持続的な成長が大切」

「人は磨かれる経験を通じて必ず成長する」

26年にわたる経営コンサルティング、25年の共同創業・経営者経験、20年以上の経営思想研究を通じて、上記の確信に至りました。

2002年に株式会社エル・ティー・エスを共同創業。同社は2017年に上場し、現在は東証プライム市場に上場。2025年には連結で、売上182億円、営業利益11.8億円、社員数1,072人規模へと成長しています。

2018年からLTSのITエンジニア事業を担当し、5年間でM&A2件を実行。連結ベースで売上6.4倍、利益4倍、人数5.6倍の成長を実現。M&Aでグループに迎えたエル・ティー・エス ソフトウェアテクノロジー代表取締役社長として、就任5年で売上倍増、社員数1.7倍の成長を実現しました。

LTS創業初期には組織づくりの失敗も数多く経験し、心理学・東洋哲学・文明論・歴史論を20年にわたり学び直すことで、「人間の成長を起点とする経営思想」を深化させてきました。思想を語るだけでなく、思想が人と組織の成長につながることを、複数の事業・組織で実証し続けています。

卒業生の変化

ALUMNI CASES

CASE 01 ── 1期生

課題目標の背景にある価値観・将来像まで踏み込んだ対話が不足していた
転換メタゴールの考え方をメンバーに共有する場が必要だと気づいた
変化月1回の1on1を開始し、価値観に根ざした目標を一緒に言語化している

CASE 02 ── 1期生

課題打ち合わせが議題消化型で、対話の余白が少なかった
転換打ち合わせを関係性を深める機会と捉えるようになった
変化ペーシングの導入で自然な雑談が生まれ、心理的距離が縮まった

CASE 03 ── 2期生

課題壮大な目標を立てては途中で投げ出すことが多かった
転換「良い目標」には実現可能性・影響範囲・善の3要素があると学んだ
変化小さな目標から積み上げる方式に変え、着実に到達点を上げている

CASE 04 ── 2期生

課題やりたいことを頭の中で考えるだけで行動に移せなかった
転換「やる」と宣言し、まず試して改善するスタイルへ移行した
変化「身口意」を意識し、聴く姿勢を徹底。対話の質が向上した

CASE 05 ── 2期生

課題「自分が決めて引っ張る」ことに偏り、チームの知恵を活かせていなかった
転換チーム全体の知性で成果をつくることがリーダーの本質だと気づいた
変化多様な視点を集めて方向性を定め、一体感と当事者意識が向上した

これらのケースに共通する変化

スキルが増えたのではない。知識を覚えたのでもない。
自分と組織を見る「視座」が変わった。
それが、全員に共通して起きた変化です。

合う人/合わない人

FIT

合う人

  • 自分の内面から逃げない
  • 正解を与えられることを期待しない
  • 組織の未来を本気で考えたい

合いそうな人

  • 即効性だけを求める、ことに疑問を持っている
  • 他人を変えたいだけ、だけの自分につかれてきた
  • 考える責任を引き受けたくない、と主張してもみんなとつながれない

合わない人

  • 即効性のあるノウハウだけを求めている
  • 自分を変えずに、他人や環境を変えたい
  • 考える責任を引き受ける覚悟がない

募集要項

OVERVIEW

対象次世代経営幹部・幹部候補
期間2026年7月〜 半年間(全12回)
定員少人数制
形式対話・実践中心

この塾は、誰にでも開かれているわけではありません。
それでもなお、自分の意志で一歩踏み出したい方をお待ちしています。

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お申し込み後、事務局より詳細のご案内をお送りします。

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